コペン情報

2022.01.25

旧型コペン 02

前回の旧型コペンの記事の中で生産されていた期間を書きましたが、コペンも古い個体だと20年程経過する車になります。

コペンがどんな車かどうかは関係なくそれだけの年数が経つとどんなに丁寧に扱っていたとしても十全な状態を保てている事はほぼ無いでしょう。

ちなみに「クラシックカー」と言えるのは25年以上経過しているという基準があるようです。(FIVA)

コペンも愛されている車だと思いますので旧型がいずれクラシックカーなんて言われる現実になっていくんでしょうね。

 

このコペンもメンテナンスにはお金をかけている部類ではありますが、手を付けていない箇所も存在し、状況によっては雨漏れを起こす等細かく見ようとすれば気になる部分があります。

…というのが乗り続ける上での現実です。手を出してない部分があるのが普通なんです。

いくら大切にしようとしても、使わなくても劣化はしていきますし、仮に完全に元通りにしたいと思っても膨大なお金と時間がかかる現実があります。

(その辺はフルレストアの事を調べればわかると思います)

 

当社でもコペンに限らず「この車を乗り続けたい」という感じで意図を伝えてくる人もいますが、中には本心はただ乗り換えるのが面倒だとかお金をかけたくないから(実際にはそう思ってもかかりますが)というのが透けて見える人もいます。

そういった本音と建て前が混同していたとしても乗り続ける為には保安基準を満たしていなければ公道はその車では走行出来ませんが、何にせよ当社に限らず車を整備する側も伝えて貰えなければ手を出す事も出来ない領域があります。

それこそ気になる所は予算無制限でやっていいなんて状況だと新車が買える値段になるなんていうのは別に変な事ではありませんからね。

 

ただ単純に安くなる(コスパ)のを求めるのであれば、逆に当社は関わらない方が良いでしょう。(自分で全てこなすのが一番の安上がりです)

ご自身がコペンを維持していく上で、情報過多の現実の中で自分の方向に合う知識を求めているのであれば私もお手伝いできることがあるかもしれませんね。